鹿島アントラーズ4-0柏レイソル

 帰宅しました。
 おかしいなー。優勝する気満々だったんだけどなぁ。おかしいなー。
 自分は現実主義的で、たぶん自分にも他人にも冷めた対応をしてしまう人間だと思うんだけど、アントラーズはそんな性向をあざ笑うかのような奇蹟をいくつも起こしてきたし、そのいくつかは実際にスタジアムで目の当たりにすることが出来た。だから鹿島に関しては楽観的、というかフットボールの神様が後ろから見守ってくれているような気がいつもしていたんだけど、おかしいなー。

 常勝を誇っていた時期のアントラーズに比べると修羅場をくぐった選手が少なくて、その辺からくる勝負への淡白さが敗因なのかなぁ。これは優勝を争ったどのチームにも言えることだけど、負けや引き分けだった試合を一試合でもものにしていれば優勝できたわけで、そう考えると色々と思い出されることが多い選手もいるんじゃないだろうか。

それはともかくとして長いリーグ戦、ひとまずお疲れ様でした。
トニーの最後を笑顔で飾れるように天皇杯頑張りましょう。

いつになく感動的なセレーゾのコメント
http://www.jsgoal.jp/club/2005-12/00027049.html

それにしても岡ちゃんはセレーゾに何を伝えたのだろう。リアルな「強さ」の次に求めるべきものの難しさについて実地に知っている数少ない監督としてセレーゾの気持ちが分かるのは自分しかいない、とか思ったのかな(勝手な推測)。