鹿島アントラーズ4-3サンフレッチェ広島

今年の鹿島のサッカーは(勝負強いかどうかはともかくとして)
面白い!
これはアウトゥオリ効果なのか柳沢効果なのか(その両方なのか)。
もちろん柳沢が入れば攻撃のリズムが良くなることは予想されたのだけど、こんなにすぐに結果が出るとは思っていなかった。間違っても「ヘナギ」とか「ヘナコ」なんてもう言えません。体も一回り大きくなって、そう簡単には潰されなくなってた。
それに柳沢だけではなくてサイドバックボランチの運動量が前年比30%位になっていたような。この辺がアウトゥオリの戦術なんだろうか。
悩ましいのは怪我人が復調した後のスタメン。今日を見る限り攻撃陣はみんな好調なので小笠原を一列下げてフェルナンドと組んだりするのかな。個人的には増田をもっとボランチで見てみたいけど。でも、柳も小笠原もW杯後はいなくなってしまう可能性のほうが高いので贅沢な悩みも長くは続かないのか。その意味でも今年の前半の試合は見逃せません。

でもサンフレッチェの佐藤は見ていて脅威でした。とくに、駒野(or服部)ライン。(GKは小澤さんだし)。ああやって足が速くて裏を取れるFWが鹿島にはずっといなかったし、ましてや糸を引くようにスピードがあって正確なクロスを入れられるサイドバックなんて…。だから敵ながら見ていて凄く新鮮だった。
今日は本山と柳が両方確変という珍しい日だったので(たぶん)、変に自信を失わない方がいいような気がします。