細かいことにしかこだわらない

同じ部署に細かいことにものすごくこだわる先輩がいる。もちろん1人くらいこういう人がいないと職場の雰囲気も締まらないし、間違ったことを言っているわけではないので勉強にはなるんだけれど、特にこの人の場合、

  • ミスの程度に関係なく、口調が辛らつ(罵倒とまでは言わないけど)
  • 大局的な発言を求めても必ず細部の整合性の話にずれる

という特徴がある。
要するに、おそらくこの人は細部「にまで」こだわるのではなくて、細部「しか」見えていないのだと思う。そして自分が全体的な流れというものが見えていないことに薄々気付いているからこそ、細かいミスに神経質にこだわる。うがった見方をすればそのようにして自分のプライドを保っているようにも受け取れる。

で、これは何かに似ているなーと思ったら、Jリーグの審判の特徴そのものなのではないか、と。調味料の分量に神経をとがらせるよりも、自分の舌をもっと信用しようよ、的な。まああんまり人のことばかり言えないですけども。