「フィーリングGood ハンドブック」デヴィッド・バーンズ

フィーリングGoodハンドブック

フィーリングGoodハンドブック

とてもためになる本だった。
今年の後半以降はかなりの確率で仕事が質量共に相当きつくなりそう。それもこれまでとは比較にならないくらいに。この先,鬱にならない自信がないのでこの本を購入してみたのだけれど,結果的にはそれにとどまらず,今の自分にとって非常に時宜をえた本だった。そして長期にわたって滋養をもたらしてくれる本になると思う。なんというか原因不明の持病の正体がようやくわかったというか,そんな感じにさせてくれて予防法も示してくれるような本。
普通に仕事をしてコミュニケーションに試行錯誤していれば,内容のかなりの部分は断片的な教訓として学んでいるはずのものなのだけれど,それを改めて体系的に理論化してある感じ。そして断片的に感じていたとしても,それが必要なときにすっと作法として表に出るほど身についているかといえばそれは別の問題だし,プレッシャーがかかっているときほど,それは忘れがちだったりすると思う。
同じ著者の本を何冊かアマゾンで注文してみた。邦訳が無いのもあるみたいで,頑張って英語で読んでみるつもり。