山形浩生さんの近刊

ハリー・フランクファート『ウンコな議論』(筑摩書房, 2006.01)
うんこ
 そこのあなた、最近世の中、うんこなことが多すぎると思いませんか! そういうあなたに是非一冊。うふふふふ。マジです。このところ長ったらしい本ばかり続いていたので、こういう短い本は嬉しいなあ。あまりに短くて、そのままでは本にならないと言われたため、本文とほぼ同僚の解説を書かされる。かわりといっちゃあなんですが、表紙では著者より訳者のぼくのほうがでかい扱い。あははは。

昨日くらいからアマゾンでも予約できるようになってた。訳書と原著*1の値段を比べたら原著の方が安かったので先走ってアマゾンで注文してしまったですよ。値段は半額とまではいかないので、もちょっと待ってればよかったー。

あと、来年経済学の教科書を訳されるらしい。これはやっぱりタイミング的に言っても「ポ」の付く人の教科書なんだろうか。どんな出来になるのかいまから楽しみ。アレこそ高校生に読ませたい経済学の教科書だよ。

*1:原題も『On bullshit』