『On Bullshit』

On Bullshit

On Bullshit

文体も議論の形式も大真面目なのに主題はうんこ(な議論)。すごい。
でも想像していたよりずっとずっと難しい文章(内容)だった。山形さんの翻訳を待てば良かったとちょっと後悔。でも受験生の頃に解いた京大の和訳問題みたいで頭の体操になったような。

何年も前になるけれど、宮台真司さんの文章で「若者たちの『イケてる』コミュニケーションというのは真理値を問わない作法のことだ」という内容のものを読んだ気がする。とすると「うんこはイケてる」のか?なんか清々しい。