補足

ぼくが「本質的ではない」と申し上げたのは、それなりに経済学をかじった人間の中では、この「t」を「税率」として理解している人間はまったくいないのではないか、という意味です。

ちなみに、この教科書では記述がありませんが、税に関しては「従量税」の他に「従価税」というものがあります。これは税「率」をt、供給曲線を例えばP=Sとした時、課税後の供給曲線がP=(1+t)Sとかって描けたりします。

それと二つ目の台形と五角形ですが、ぼくが申し上げたかったのは本来は「PtrPeEEr+PtcPeEEcの面積」と書きたかったものの、その後半が抜けている(正確な表現には脱字になるのでしょうか)ということです。


まあ、数ページの短い文章で二つもミスがあり、それを何年も放置している時点で何を言われても仕方がないというのはぼくもそのとおりだと思いますけど。それと経済学の有効性や「経済学は科学じゃない」という主張はまた別の話なのではないでしょうか。

 一番ひどいのが、世間でテレビや雑誌のコメンテーターとして出てきたり、
扇情的な単行本を出している経済学者、エコノミストなどという連中ね。競馬
予想屋のほうがよっぽど、馬に対して謙虚ですよ。\(^O^)/

彼らの議論は経済学にすら依拠していないことも多いのではないかと愚考いたします。